J1第25節 ガンバ大阪 2-0 川崎フロンターレ
前節の鳥栖戦の惨敗を見れば、今節はまさかの勝利である。
今野の復帰や3バックの採用などこれまでと違った要素はあるけれども、
前年王者で今季も当然のように優勝争いに絡む川崎に、
サポーター失格であるが負けた時用の心構えの準備もしていた。
そんな中での危なげない勝利。
宮本体制でFC東京戦で勝利をしたが、
それはアデミウソンの奇跡的なゴールが決勝点だった。
今節は川崎の怖さをそれほど感じることがなく、
セットプレーで効率的に点を取って、90分を安心して終えられたという印象である。
ただ、DFラインで小さなミスでボールを奪われたり、
相変わらず倉田の無謀なドリブルからのロストが何度かあったり、
改善すべき点はまだまだある。
この勝ち点3は大きいが、残留争いでは上との差が広がっている。
安定という面で大きな収穫があったように思うが、
それはやはり今野の存在が大きい。
今節ではさすがの潰しも見られたし、
復帰して最初のフル出場で勝利したことで彼のメンタル面も
充実していることだろう。
今のチーム状況でこれだけできるのだということを今節では示せたし、
ようやく小野瀬が持ち味を少しずつ出せるようになってきたことも嬉しい。
ポジティブな要素が非常に多い川崎戦だった。
残留争いのライバルだったはずの名古屋は今節も勝利し、
あっという間に遠くに行ってしまった感があるが、
ガンバも名古屋に続いて勝ちを重ねてサポーターを安心させてほしい。
とりあえず今日は、お疲れ様。