現実逃避
今季のJ1残留争いは混迷を極めている。
第22節終了時点で最下位から勝ち点2差の中に
5チームがひしめき合うという状況。
例年は圧倒的最下位のクラブが1つくらいはあるものだが、
名古屋が息を吹き返し怒涛の4連勝で最下位を脱出した。
客観的に見れば面白い残留争いだが、そこに巻き込まれているサポーターにとっては
一刻も早く抜け出したい泥沼である。
ガンバ大阪が現在最下位である。
ガンバは先制しながらも試合終了間際に義務のように追いつかれる流れとなっている。
前半をリードで折り返すことはできる。
「前半で試合が終わっていれば・・・」
そこで、前半で試合を終わらせてみた。
集計方法
集計はいたって簡単。
第22節終了時点の全試合の、前半終了時点での勝ち点を合計する。
前半を1−0で折り返していればその時点で勝ち点3を与える。
当然ながら同点であれば1、リードを許していれば0である。
前半のみの勝ち点と実際の勝ち点の差が大きければ大きいほど、
後半に勝負を決める爆発力があるor息切れが激しいことがわかる。
…という分析は正直どうでもよくて、
私にとってみれば、前半のみの勝ち点集計でガンバが最下位を脱出すれば、
それで現実逃避は大成功なのである。
それでは、そのデータがこちらである。
驚くべきは札幌。
前半45分の成績は最下位なのである。
それでも後半に持ち直し、実際は勝ち点を12増やしている。
また、首位の広島は前半の成績もトップタイなのだが、
後半により加速することにより、勝ち点を16も増やしている。
…という分析は正直どうでもよくて、
ガンバ大阪が降格圏を脱出している。
現実逃避は大成功である。
※勝ち点計算は完全に手集計です。誤りはご了承ください。