JリーグのオフシーズンならではのJリーガー解説。
プレミアリーグ 第17節サウサンプトンvsアーセナルの解説を
ガンバ大阪の渡邉千真が担当した。
現役選手の解説はいつものサッカー中継とは違って、新鮮味がある。
現役選手ならではの目線や解説慣れしていない喋り方が多くの関心を集める。
私はガンバサポーターであるが渡邉千真がどんな解説をするのか、
全く想像ができず、試合を見ることにした。
結果的に言えば、「まあ、解説は難しいよね」という一言に尽きる。
いきなり解説に呼ばれて喋ることは不可能に近い。
前日に中村憲剛がマンチェスターシティvsエヴァートンを解説したが、
彼はこれまでにも何度か解説者の仕事をしているし、
元からサッカー大好きな人であるためよく喋るし、ある意味解説に安心感はあった。
その翌日に解説に慣れていない渡邉千真である。
目の前で起こったことに対する感想を述べるような形になってしまうことは致し方ない。喋りの面では素人なわけだから解説の質を求めることは酷である。
それでも世間の反応は甘くない。
どんな反応だったかは、Twitterで「渡邉千真」で検索して確認をしてほしい。
辛辣な反応が多くてかわいそうである…
ガンバサポーターは渡邉千真の解説がどんなだったか気になるだろうから、
少しだけ発言を紹介する。
「アーセナルは後ろからもっと繋ぎたいのだと思います。でもそれができないのはサウサンプトンの前線の守備がうまくいっている証拠だと思います。」
「前線の選手が守備に行ったときの中盤の選手の連動は大事ですね」
「(サウサンプトンのイングスの得点について)ポジショニングですね」
「アーセナルの守備が良かったですね」
抽象的な内容がほとんどだったことには、目を瞑りましょうよ。
解説者として生計を立てている人ではないのだから。
それでも話し方には落ち着きがあるため、DAZNやスカパーではなく
地上波での試合であれば、一応仕事としてこなすことはできるのではないかとの見方もある。
実況の永田さんに話を振られるまでは基本黙っているところに物足りなさはあったけれども、選手ってこんなものですよ。