玉田圭司のショックの滲む発信 -「労いの言葉もなく」-

玉田圭司が名古屋グランパスを退団する。

名古屋の顔とも呼べる玉田であるが、彼の名古屋退団は2度目である。

玉田の退団に注目が集まっているのは、「まだ戦力になるのに」という

声の大きさよりも、彼のSNSへの投稿が大きな反響を呼んでいるからである。

 

「あまりにも突然のことで・・・・・」

「労いの言葉一つもなかったことにはがっかりしました」

 

彼の本音がまっすぐ綴られている。

 

ここで思い出すことは、田口泰士の退団時の話である。

 

名古屋の中心選手として今後の活躍を見込み、

フロントは田口の契約延長の話を持ちかけた。

 

「複数年契約にしてやってもいいぞ」

 

上から目線の物言いに田口は失望。移籍先を探し、ジュビロ磐田に移籍した。

選手の発信には重みがある。リアリティがあるということ、そして今回は

玉田というクラブの功労者を気持ちよく送り出すこともできないということに、

名古屋サポーターは怒り心頭といったところだろう。

 

この件で名古屋フロントへの信頼は損なわれた。

契約の世界であるし、クラブは若返りを図らなければならないということもあり、

ベテランが切られてもそれは全くおかしなことではない。

玉田と一緒に楢崎と佐藤寿人も退団するとの噂である。

彼らにも玉田と同じように機械的に退団を伝えたのだろうか。

 

Jリーグの功労者である。

移籍市場はこれから動き始めるが、

玉田の今回の発信の影響はどこまで及ぶだろうか。