2023 J1第7節 ガンバ大阪 2-0 川崎フロンターレ
前節・湘南戦の後半に見せた『戦術ジェバリ』の大いなる可能性。
週中のルヴァン・FC東京戦の快勝を経て挑んだ難敵川崎フロンターレ戦。
怪我人続出で本調子ではないと噂の川崎にどこまでやれるか、試合前から非常に期待感に満ちた試合となりました。
今季のここまでの道のりは決して間違っていなかったと確信するほどの快勝で、今日の試合を頭の中で振り返ると正直混乱してしまいます。
〜〜今日の相手は本当に川崎フロンターレだったのだろうか〜〜
〜〜え、ガンバのFWがまともにポストプレーしてた・・・え・・?〜〜
快勝に慣れていないせいか、上手くいったことでさえも、どこか疑ってしまう癖が染み付いているのです。
ジェバリとネタラヴィの存在の大きさには頭が下がります。
走り続けるアラーノ、戦えて点も取れるダワン、安定感を見せたクォンギョンウォン。
外国籍の選手たちがこれほどまで欠かせない戦力となっているシーズンは珍しいような気がします。
今節でようやくリーグ戦初勝利です。勝ち点3以上のものが得られたように感じるのは私だけではないでしょう。
2014年の調子の上向くきっかけとなった清水戦のような、「これからノっていくのではないか」と期待してしまうほどの充実感に満ちた嬉しい勝利でした。
ただ、期待と一緒に、ジェバリがいなくなった時にどうしようかという心配も出てきています。
鈴木武蔵は現状では正直厳しいですね。
トップスピードは速いはずですが、一つ一つのプレーの動作が大きく、器用なプレーをこなすタイプではありません。決定機も外しがちです。足元にボールを入れたとて、相手を背負って何かするタイプではありません。真ん中よりはサイドの方が良いのではないかと思いますが、良いシュートは持っていると思うので、ポヤトス監督がこれからどのように起用していくのかに注目です。
SNSで見かけたところによると、あまりの調子の悪さに、降格を心配している川崎サポーターさんがいるようです。
「いや、川崎が落ちるわけないやん」と思いながら、
悲観している他サポさんの光景を見ることは
気持ちの良い勝利をしたクラブのサポーターの特権であるのだということを実感し、
ようやく見えてきたこの光が長いトンネルの出口であることを信じて、
来週の京都戦を楽しみに過ごしていきましょうね。
・・・ちなみに次節以降の予定はこちら。
ここから更に調子を高めて4月末の鹿島に勝てば最高です。
4月のテーマは「打倒・鹿島」と勝手に決めました。
大きな楽しみが待っています。