ルヴァン杯準々決勝第1戦 ガンバ大阪 1-0 FC東京
悩めるガンバは4バックを採用。
井手口は2ボランチがしっくりくるのか、
本来のボール奪取の迫力をしっかり見せてくれた。
井手口復活か。これがまず嬉しい。
そして鈴木が守備面で貢献したこと。
相手コーナーキックでは地味に心強い守備者かもしれないし、
試合終盤でのシュートブロック等にも抜かりない守備を見せてくれた。
これが嬉しいこと2つ目。
そして菅沼。これが3つ目なのだがとにかく頼もしい。
これだけ優秀な控えのCBはなかなかいないのでは。
韓国代表の選手が抜けても普通に仕事を任せられる菅沼。
大ピンチを凌いでくれたことと、その後の気迫溢れるガッツポーズにも
大きな感謝。
勝ち上がったわけではないが、とにかく90分の試合で勝てたこと。
これが4つ目だろう。
第2戦があるということで東京も試合終盤に猛攻を仕掛けてはこなかった。
とはいっても、1点差リードを守りきれずに勝ち点を落としてきた最近の事情を考えると、
勝ちを手にしたことはとにかく嬉しい。
それでもどうしてもコンディションが上がらないのが宇佐美貴史。
うるさい関西弁解説の播戸も”酷評”していたが、攻撃においても守備においても
いまいちはっきりとしたプレーを見せられない。
播戸の解説はガンバ専用やなあ。
「倒れてる場合じゃない」とか宇佐美にやたらと厳しいのなんか好き。— いのくち (@na0t0saka) September 4, 2019
そもそも宮本監督が宇佐美をどうして左サイドに置いたのかがわからない。
普通にFWでいいのではないか。倉田をFW、宇佐美を左に…という形の意図がわからない。
表れた効果もない。
今日は久しぶりの勝利ということで宇佐美へのフラストレーションは特別溜まるものでもないのだが、
サポーターから見ても、播戸から見ても、とてもとても褒められるパフォーマンスではないため、
輝く宇佐美を知っている我々からすれば、どこかもどかしさが残る。
それでも結果を出してくれれば掌は返す。
掌をくるりと返す準備をしているのだけれどもなかなか返すことを許してはくれない。
これがもどかしいのだ。
本当の宇佐美を待っているのだ。
勝利は帰ってきた。次は、日曜日のアウェイ東京戦での勝ち上がりを望みながら、
ひたすら本来の宇佐美の帰りを待つ旅になりそうである。
ま、とにかく勝利、ありがとう。