宇佐美貴史を「戦力」と言いたくないのわかる?

宇佐美貴史がガンバ大阪に帰ってくるかもしれない。

復帰が実現すれば、サポーターは遠くに行った息子を迎えるような気持ちで喜び、

ガンバ愛に満ち溢れた宇佐美をより一層好きになること間違いなし。

もう十分すぎるくらい好きなんだけれども。

 

「いや、補強のポイントはそこじゃねえだろ」

と言う人は少なからずいるだろうが、

その指摘は少々ずれている。

 

得点力や攻撃の迫力の上積みのみを求めて宇佐美を呼び戻すのではない。

サポーター心情として宇佐美を「戦力」という言葉に収めたくない。

 

他のクラブのサポーターでもそれくらいに大事な選手はいるだろう。

 

2度目の復帰の噂が出てきて、ただただ嬉しい。

 

 

1度目の復帰は2013年のJ2の夏。

2012年はひたすら苦しくてJ2に降格した年。

2013年は初めてのJ2を過ごす年。

2014年は苦しかったけれども三冠獲った年。

この辺りの西暦をこのように覚えているガンバサポーターは多いのではないだろうか。

 

2013年のあの時にはロチャと一緒に宇佐美は半シーズンで得点を量産した。

復帰戦となったヴィッセル神戸戦でいきなり2得点したことは今でも覚えている。

(そしてその試合ではヤットさんの珍しいヘディングゴールがあったような…)

(フタさんも出てたな…)

 

J2のホーム最終戦(山形戦)で右足のシュートフェイントから左足で鋭いシュートを決め、

J2優勝を決めてくれたこともこの記事を書きながら思い出した。

このように、宇佐美貴史という存在がきっかけとなれば、いろんな思い出が泉のように湧き出る。

2014年のナビスコ杯決勝(広島戦)で1点リードして迎えた後半のアディショナルタイムに

ベンチで早くも涙していたところ。

リーグ優勝が決まった瞬間にいち早くサポーターの元に駆け寄ったところ。

寒い徳島のスタジアムにて。

 

またそのうち帰ってきてくれることはわかっていた。

「もっとヨーロッパで活躍してから帰ってこい!」

なんて言う辛口サポーターは確かにいるかもしれない。

それでも、なんと言おうと結局はみんな喜んでいるのだ。

 

…ま、まだ移籍が確定したわけではないけれどもね…




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