信用してはいけないサッカー解説者 10の特徴

中継技術の向上やSNSの発達により、

サッカーの審判は批判の的にさらされることが多くなってきた。

ピッチ上で起こる一瞬の出来事を正しく判断することを求められ、

際どい判定を下す際には、必ず誰かから文句を言われることは酷である。

 

それに伴って、というわけではないのだが、審判の他にも非難されうる立場の人がいる。

それがサッカー解説者である。

 

これまでサッカーばかりしてきた人にサッカーの解説をさせることは、

人選方法として理にかなっているようで、実際は全くそうでない。

ここで実名を挙げることは避けるが、「今日の解説はこいつか」と

試合前からがっかりされている解説者も数多くいるのだ。

 

そこで、サッカー視聴者は中継のどんなところに不満を持つのか、

ここに挙げてみることとした。

 

①◯◯したいですね。◯◯したかったですね。

「シュート打ちたかったですね」

「枠に行きたかったですね」

「ここ行きたいですね」

…うん、そうですね。

 

②感想

「よく見てましたね」

「やっぱりスピードありますね」

「やっぱり上手いですね」

解説求む!

 

③ヨーロッパとの比較

「プレミアだと今のコンタクトなんか当たり前…」

「ヨーロッパの選手だとあそこからでも狙う」

目の前の試合についての話をお願いします。

 

④「質」

「あとはクロスの質でしたね」

「質の高いパスでした」

これは個人的に嫌っている表現で、

「質」という言葉を使うことで解説しているように聞こえて、

実は詳しい説明をすることを放棄しているように思うのです。

 

⑤「サッカー知ってる」

「こういう選手はサッカー知ってるなと思いますね」

褒め言葉なのだが、上から目線に聞こえてしまう。

 

⑥才能ある・センスある

具体的な説明をすることから逃げる典型例。

確かにその選手は才能があって、センスがあるのだろうが、

そのまま言っちゃうところがセンスないですね。

 

⑦感情論

「この時間から点を取るために必要なことは何でしょうか?」という問いに

「前に出て行くことですよね」と答えた某氏。

唖然としました。

 

⑧寡黙

たまにいる黙ったままの人。

 

⑨そうですね

実況からの問いかけに「そうですね〜」を連発。

確かにそうなのかもしれないが、聞いている側としては面白みがない。

 

⑩面白い・見事

「今のパス面白いですね」

「見事ですよ」

どんな風に?

 

誤解しないでもらいたいことは、上記のコメントを1回でも言ったら

その解説者を信用してはいけないということではない。

 

あくまでも90分とその前後数分の中継の中で、

上の10項目が散見される人を信用してはいけないと言いたいのである。

 

「○○っていう解説者知ってる?」

「知ってる。『センスある』ってよく言う人ね」

こういう会話をされる解説者はダメ。

 

サッカーの知識が浅い人でも90分見ていたいと思わせる解説が理想である。

この人の解説を聞いていたいと思わせる解説者はそれほど多くない。

審判同様に、解説者にも高いレベルを要求していくべきではないだろうか。




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