「つまらない」魅力 -アジア杯 日本vsサウジアラビア-

アジアカップ決勝トーナメント一回戦

日本 1-0 サウジアラビア

 

アジアカップは4年に1度の開催で、それはワールドカップと同じスパンなのだが、

世間の認識としては「そんなに待たなくても勝手にやってくる大会」。

そんなものである。

サッカー好きを公言していながら実は日本代表にはそれほど思い入れがなく、

本日20時前のヤフーの通知で試合の開催を知ったほどなのである。

「今から試合か。見るか」という程度。

 

さて、冨安健洋のゴールで無事に日本は勝ったわけだが、

日本代表のファンの皆さんはどこか不満を持っているようである。

主な感想としては「おもしろくない」だろうか。

まあ、確かにおもしろくはなかった。

 

特に後半は自陣で相手のクロスを跳ね返しているだけだし、

カウンターを発動したかと思えば少しのパスやタイミングのずれであっという間に

チャンスはなくなってしまった。

 

こういうゲームこそ柴崎にコントロールして欲しかったかなあと。

それでも被決定機はそれほどなかった。

 

これが仮に2失点してからの3得点での逆転勝利だったらどうだったろう。

おそらく「いいゲームだった」という評価が大多数を占めると考えられる。

アジアカップでは過去に多くのドラマがあった。

そのため今回も「熱い何かが欲しい」と勝利以外の要素を求める気持ちもわからなくはない。

 

どんな内容であれ、大会なのだから勝てばいいのである。

 

つまらない内容でもなんだかんだ勝てるチームは、実は強い。

何一つドラマのないつまらない優勝を見てみたい。

それができた時にようやく日本は強くなったという見方ができるのではないか。

「つまらない」のは実は魅力なのである。

 

ここで言いたいことは、親善試合と一緒にするな。

文句は負けてから言え。「冨安」は「富安」ではない。

以上。