J2降格の心構え -死ぬこと以外かすり傷-

 

J1第23節 ベガルタ仙台 2-1 ガンバ大阪

渡邉の移籍後初シュートが初ゴールに。

いつものように先制に成功し、いつものようにリードで前半を終える。

そして後半にいつものように追いつかれ、いつものように逆転された。

 

相手が少し攻撃のスイッチを入れただけでなすすべもなく敗れる。

交代カードが一枚も当たらなかった点や、遠藤・倉田・ファビオなど

中心にならなければならない選手の低調なパフォーマンスが、

J2降格をしてしまうチームの特徴に当てはまる。

 

さて、これからサポーターにとって必要なことは応援と心の準備である。

2012年はガンバがJ2に降格するなんてことを想像できなかったため、

なんとかなるでしょうという気持ちが確かにあった。

 

「どうせ落ちないだろう、と言われてましたけど、落ちましたよね」

J2降格が決まった最終節のジュビロ磐田戦後、

その試合の解説を務めていた長谷川健太の言葉が今でも印象に残っている。

(その時点では翌年にガンバの監督になるとは思ってもみなかった)

 

今回はその経験がある。落ちるときは本当に落ちるものだとよくわかっている。

だからこそ、来年以降どのカテゴリーにいたとしても必ず応援するために、

心構えは必要である。

クラブがなくなるわけではない。

いつもと違う場所でいつもと違うチームと試合をするだけである。

死ぬこと以外はかすり傷という言葉があるらしいが、

まさにその通りかもしれない。

 

敗戦後にブーイングをすることに反対はない。

昨日の仙台戦後のガンバのゴール裏は怒りのブーイングらしき音と

激励の拍手が混ざっていて、複雑な心境になったものである。

統一する必要はない。各々が好きなようにすればいい。

 

それでもこの残留争いの行く末を見届けようという気持ちは必要かもしれない。

 

そのクラブのことが本当に好きだから、応援しているんでしょう?

サッカーは真剣勝負であるとともにエンターテイメントでもある。

リーグ戦残り3分の1。

もちろんJ1残留を信じている。

それと同時に「死ぬこと以外かすり傷」という言葉も心に留めておきたい。