Jリーグクラブのサポーターという日常

 

「あなたの趣味はなんですか」という問いに、

「ガンバ大阪を応援することです」と一応答える。

しかしながら、1つのクラブのサポーターであることと

『趣味』という単語はイマイチ合わないように感じている。

 

また、「あなたが今ハマっていることはなんですか」という問いに、

「ガンバ大阪を応援することです」とは答えない。

『趣味』よりも『ハマる』により強い違和感と抵抗があるからだ。

 

サポーターであることは、『趣味』や『ハマっていること』とは異なる。

要は、月に1回程度教室に通っているだけで「今ヨガにハマってるんですよ〜」と

ドヤ顔で語るような人と一緒にされたくないのである。

 

私はサポーターであることを日常生活の1つと捉えている。

それが一番しっくりくるのだ。

食事をする。歯を磨く。風呂に入る。酒を飲む。ガンバ大阪を応援する。

それだから当然、水曜のナイトゲームがある日に飲みに誘われたとしても、

「今日は試合があるから」と当然断る。

「そんなの後で見ればいいじゃねえかよ〜」などと言われてイラっとくるのがわかるだろうか。

そんな軽いものではない。

リアルタイムで試合を観られない場合、Twitterを開けない。スポーツニュースも見られない。

ヤフーニュースでさえもトップページは見ないようにする。

スマホを満足に触れなくなる上、

リアルタイムで試合を観た同じサポーターに置いていかれたように感じるのである。

 

負けが続くと当然ストレスは溜まる。

私は基本的にDAZN観戦だが、ほとんど全試合現地に足を運んでいるサポーターは、

ストレスのせいで暴力的な疲れに襲われることが想像できる。

しかしどれだけ負けても、もう観ないことにしようという考えには至らない。

それはなぜか。自分でもよくわからないのだが、

おそらくそれは趣味の域を超えているからだ。日常だからである。

そう考えている。

 

反対に、勝った時の喜びの大きさは計り知れない。

劇的な勝ち方をした時に心をグッと鷲掴みにされるような

感覚はたまらない。

DAZNを観ながら一人で叫ぶこともある。

 

日常の中で、立ち上がって拳を頭上に突き出し、

言葉にならない声をあげて喜ぶ経験をしている人が世の中にどれだけいるだろうか。

サポーターであることは、多くの人と感情の共有をするということ。

そして、サポーターはこれからもっと増えていかなければならない。

Jリーグが大きくなるためには、どうしても新規のお客さんが必要である。

 

感情の共有の快感を人に広め、知り合いをサポーターとして取り込むことが、

Jリーグに大きな貢献をすることになる。そう信じている。