堀監督解任 -”置きにいく”次期監督選び-

浦和が掘監督を解任。

時間の問題とも見られていたためにJリーグファンの驚きは小さい。

元々はペドロヴィッチを諦めて、その後の引き継ぎにあてた人事だった。

クラブはそのままACL優勝。ビッグタイトルの獲得は大きなニュースとなった。

 

そして新シーズン。戦力が少し変わり、ACLを制した浦和がどのようなサッカーをするのか

注目が集まった。ただ、ラファエルシルバの穴はやはり大きかった。



新監督はまだ決まっていない。ネルシーニョが候補に挙がっているとの報道はあったが、

浦和が「置きにいく」選び方をすることは間違いない。

経験のない堀監督から経験と実績のある監督への転換。

フロントはクラブ低迷の責任を堀監督に押し付けたいのだろう。

人間心理としては仕方がない部分はある。

そしてJリーグで実績のある監督を招聘し、クラブが持ち直すことにより、

自らの”潔白”を証明したいはずである。

 

メンバー構成にも疑問はある。4バックで臨むことは悪くないが、

CB本職の選手をSBで使わざるを得ない状況は、いかがなものだろうか。

怪我人が出ているという事実はあるが、

堀監督とクラブのベクトルが同じ方向を指していなかったことが低迷の大きな要因だろう。

 

とはいえ、浦和が優秀な監督を選ぶことが有力視されるし、まだ5試合が終わったところであるため、

クラブを立て直す時間はある。

フロントの責任を問う声は色々なところから上がっているだろうが、

これからの浦和の逆襲に期待したい。



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