ルヴァン杯 グループC 第2節 浦和レッズ 1-4 ガンバ大阪
あまりに久しぶりの勝利であるため、実感が湧かない。
間にオフを挟んでいるが、期間でいえば半年間近く勝利から見放されていたのだ。
ここのところ毎試合毎試合何かしらの罰を受けているような気分になっていたので、
思わぬ大量得点での勝利に、素直に驚く。喜び方を忘れていた。
試合内容でもほぼほぼ圧倒した。
前半から押し込み、相手のミスにつけこみ、試合を優位に進めた。
ファンウィジョの先制ゴールはまさに流れが良くて得点が欲しい時間帯でのものだった。
そして、今季も奮起が期待される長沢のヘディング2発。
そして、中村敬斗のゴール。
今、勝利のありがたみを一番感じているのはガンバサポーターである。
1つのクラブを応援することは「趣味」の範囲を超える。
「最近、ヨガにはまっているんです」というような「はまる」という言葉も
サポーターにとっては軽いものに聞こえる。
生活の一部。まさにそれである。
もちろんクラブが勝つことが1番の喜びである。
しかしながらガンバは17試合勝利がなかった。
ただ、勝てないからといって応援をやめることはできない。
試合を観ることをやめることもできない。
サッカーに興味のない人にこれを説明することは難しい。
明日、会社や学校でガンバサポの同僚や友達の顔を見てもらいたい。
顔色が一際良いはずである。
勝利の味。久しぶりの勝利の味。
暗くて長すぎるトンネルからようやく出られて久しぶりに浴びる光に
今はまだ目が眩んでいる。早く目を慣れさせたい。
嬉しい。今日は酒だ。