チャナティップとティーラシン

2018 J1第1節 サンフレッチェ広島 1-0 北海道コンサドーレ札幌

 

今季の躍進が期待される両チーム。残留争いはしていられない。

両者とも今季は期待の選手が加入した。

 

広島はティーラシン。札幌は三好。

そしてこの2人が良いプレーを見せた。

ティーラシンはプレシーズンマッチでも周りとの連携を苦にしないことを示していたし、

ドリブルもでき、得点も決められるということで、総合力が高いため、周りの選手からも信頼されているようである。

この試合では打点の高いヘディングのゴールを決めて、頭でもいけることを証明した。



 

そして三好は左足で器用にボールに触り、相手と相手の間をすり抜けていくようにドリブル。

ゴールを脅かすプレーを見せ、わくわくさせられた。

 

札幌の攻撃陣にはジェイ、チャナティップ、三好、駒井が並んでいて非常に豪華である。

控えには都倉や小野伸二がいて、期待感がある。

 

広島のFWのポジション争いは激しいのだが、ティーラシンとパトリックを先発で使ってしまうと、

交代の候補は工藤と渡ということになり、交代でのアクセントをつけることには苦労するかもしれない。

ただ、パトリックは途中出場には向いていないし、ティーラシンは先発からフルで使いたい選手であるから、

城福監督は悩みどころである。

 

この試合はタイで中継された。チャナティップとティーラシンの対決だからだろう。

神戸にもティーラトンが加わり、Jリーグはタイで注目を集めている。

このように他国との繋がりが深まることでJリーグは発展していくだろうし、

国内外での人気も出てくる。

ただ試合を見るだけではなく、タイ人選手が出ているその試合が注目に値するのかという観点からサッカーを見ると

また違ったように見えて面白い。




 

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