若返りよりもまずはリーグ優勝を -浦和レッズ-

【2018シーズン展望 その4】

ACLでの優勝。

賞賛されるべきことであり、これはアジアにおけるJリーグの復権を手繰り寄せるきっかけになりうる。

しかしながら浦和にとって2017シーズンは満足のいくものではなかった。

リーグ戦での成績の低迷により、長年続いたペドロヴィッチ体制に終止符。

これまでに何度もリーグ優勝のチャンスを逃していただけに、

ペドロヴィッチの契約を解除してもおかしくないタイミングは何度もあった。

 

それでも、「昨シーズンの悔しさをバネに今年こそは…」という気持ちだったのだろうか、

監督交代にはふみきらずにきていた。そんなクラブがようやく昨年の7月に決断を下した。




 

64得点54失点という数字は、非常にもったいない数字である。

守備の立て直しが急務であるが、そこに今季から岩波拓也が加入する。

反対に、那須が神戸へ移籍した。

失点を30点台に抑えられたら優勝争いに加わる可能性は十分にある。

 

オフェンス面での最大の誤算はラファエルシルバの移籍である。

彼の代わりを務められるような選手の獲得ができていないことは懸念材料である。

マルティノスを獲得したが、彼はどちらかといえばサイドでの起用が予想されるだけに、

本格的な点取り屋不在で臨むシーズンとなる。

中盤には山田直輝が復帰し、柏から武富を獲得。タレントは揃っている。

平均年齢が28.1歳で、J1最年長である。チームの若返りを図る必要があるが、

それよりも今季はリーグでの優勝争いに加わることに焦点が当てられるのは当然だろう。