【2018シーズン展望 その1】
コンサドーレ札幌というクラブ名に「北海道」をつけた理由。
野々村社長は次のように語った。
「北海道は広い。札幌から程遠い場所に住む道民は、コンサドーレのことを
『札幌のクラブ』と呼ぶ。札幌の皆さんだけでなく、北海道全域の皆さんに応援してもらうために、
『北海道』を頭につけた。皆さんに応援してもらいたい」
16年ぶりにJ1残留を果たした。それどころか11位で、中位に食い込んだのである。
J2降格の候補に挙げられていたが、見事に予想を覆した。
そして、今年はペドロヴィッチを迎える。
浦和から駒井、川崎から三好が加入。
昨年輝いたチャナティップも含めるとドリブラーの使い方に興味がある。
スカパーの「Jリーグラボ」のファンである私は野々村社長の手腕に唸っている。
選手や監督の選び方に、単純にワクワクする。川崎で面白い存在でありながら
選手層の厚さで出場機会が限られそうな三好をとったり、ジェイを昨年の夏に連れてきたりと、
先を見据えたクラブ作りにサポーターはついていくだろう。
ピッチ上では社長の直接的な影響はないのだが、マネジメントという面において、
野々村社長は確かにクラブを引っ張る大きな存在である。
今後も、ペドロヴィッチの指導を受けたことのある選手たちが札幌に加入することは考えられる。
今年の札幌の目標はJ1残留だけではないだろう。
安定して中位以上を目指せるようなクラブ作りを目指すだろうから、
この日本最北端の中規模クラブに注目である。
勝手な予想として、近い将来、森脇or李忠成が出番を求めて札幌へ…なんてことがあるのではないだろうか。
あくまでも勝手な予想である。無視してくれていい。