ACLプレーオフ 柏レイソル 3-0 ムアントン
昨年のACLで久しぶりに日本から優勝クラブが生まれた関係で、
JリーグファンのACL熱は熱い。
自分が応援するクラブであろうとなかろうと、ACLには他サポでも応援してしまうものである。
ただ相変わらず公式の放送は、スカパーの「日テレなんとか」のみ。
リーグ戦だけでなくACLにも注目をしてもらえるチャンスなのに、もったいない。
放送する側にはそれなりの事情があるのだろう。仕方がない。
さて、この試合の注目点はトップ下に入った江坂だろう。大宮からの移籍である。
チームにいかに早く馴染めるのかが気になるのだが、見た目はすでに馴染めている。
柏には大津の面影があるからだろう。チャラさを感じさせる髪型に、整ったフェイス。熱心なファンを獲得するだろう。
10番を託された江坂は比較的、プレーの面でも違和感がなかった。
相手のディフェンスとボランチの間でボールを受けるシーンがあったし、何度か決定機にも顔を出した。
もちろん得点が欲しかったところだろうが、これからフィットするのに時間はかからなそうである。
やはり今年もクリスティアーノと伊東のチームである。彼らにボールが入った時の期待感は大きい。
この二人にもう少しハモンロペスが絡むことができたら、面白くなるかもしれない。
後半のある時間帯に立て続けに柏にチャンスが生まれた。原因は相手のボランチがディフェンスラインに吸収されて、
中盤のプレスがかけられなくなり、柏が自由にスルーパスを通せるようになったことであった。
そういった理由で柏が良く見えた部分はあった。あわや失点のピンチはあったが、それほど欠点が露見しにくい相手であった。
決して弱い相手ではなかったのだが。
とりあえずシーズン開幕前に良い入りができたのではないだろうか。
Jリーグファンとして今年も日本のクラブが優勝することを願っている。