大久保→小林弾“新ホットライン”披露!J最強布陣で4冠狙う
新年の始まりの恒例行事として、その年の目標を掲げることは一般的である。Jリーグのサポーターは自分の仕事やプライベートの目標とともに、当然のように自分が応援するクラブの成績についても思案する。
前年に優勝したクラブは今年の目標をどう掲げるだろうか。
ガンバ大阪は2014年に三冠を達成し、その後のオフには藤本とアデミウソンを補強し、サポーターはACLを含めた「四冠」を期待した。
しかし、現実はそれほど甘くない。四冠とは軽々しく目標にできないものである。
1つのタイトルを獲得することの難しさを忘れているのである。優勝し、補強をすればより良い成績を残せるものではない。サッカーは単純ではない。
文頭に載せた記事タイトルはライターが書いただけなのかもしれないが、私は複数のタイトルを獲得することを簡単に言い切ることに、あまり良い印象を持たない。より高い目標を掲げることを悪いと言うのではない。タイトル獲得の難しさを忘れていることに問題があるのだ。悲願のタイトルを獲得した川崎は簡単に四冠を口にはしないだろう。
「もう一度タイトルを取りたい」と謙虚に言うのではないだろうか。
大久保と斎藤が加わる川崎は確かに脅威である。それだけにタイトルに飢えて、タイトルが欲しくて欲しくて仕方がない姿を前面に見せた必死で魅力的なサッカーを見たい。