「ガンバ低迷の原因はハリルホジッチ」論

予定通りの敗戦で特に驚きはない。

終了間際の勝ち越しゴールを許したシーンではジョンヤへのファールの見逃しがあったのだが、悔しさはない。悔しくないことが悔しい。

熱意を持って応援していたつもりだったのだが、その熱意は確実に薄れている。さすがにサポーターを辞めると宣言するまでには至っていない。J2降格のどん底を味わっているからこれが「最悪」ではないことを知っている。

今後の楽しみを挙げるとすればルヴァンカップである。

代表組が抜かれ、けが人が多いため不安視されているのだが、今日の試合で追い討ちをかけるようにジョンヤが負傷退場した。水曜日に間に合うのかはわからないが、井手口がCBに入ったのを見ると、選手層の薄さに呆れ、悲しくなった。

少し早いが、このタイミングで来季の補強について考えるサポーターは少なくないだろう。

個人的な考えとしては左SBに力を入れてもらいたい。

ルヴァンカップで敗退すれば、いよいよ今シーズン全ての試合が消化試合のようになる。若手の起用が考えられる。そうなればサポーターの怒りの矛先は監督はじめ、フロント、社長、選手など様々なところに向けられるのだろうが、中にはハリルホジッチをガンバ低迷の原因だと訴える人が出てくるのではないだろうか。

前半戦でうまくいっていたところで今野を代表に招集し、活躍をしたが結果的に怪我をして帰ってくることとなった。インサイドハーフという新境地で輝く今野を見ていてものすごくワクワクしていただけにがっかりは大きかった。

残った希望がルヴァンしかないため、「代表には招集しないでください」とお願いをするというニュースがあったが、当然のようにガンバの選手は選ばれた。

そしてルヴァンカップに数名の選手を使えないことになるため、敗退したら代表のせいであると怒るサポーターはいるだろう。

とにかく、せめてルヴァンは優勝しようよと願うのがサポーターである。どうせ負けるんだろ?という姿勢はやめるべきだと考えるが、そういう人がいても仕方がないので否定はしない。

ルヴァンは大阪ダービー2連戦。サポーターであるなら燃えるべきであるというのが個人的な考えである。

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