鹿島アントラーズvsガンバ大阪 2−1
鹿島に拍手を送りたい。これが優勝するチームだ。
後半に何もできず交代は何の効果もなく、逆転ゴールを許すガンバ。怪我人が多すぎて交代用の長沢、初瀬、米倉プラス若手といったベンチメンバー。はじめから交代選手はわかっていた。
鹿島は非常に楽しそうである。羨ましい。1−1で迎えた終了間際のCK。CKの直前に鹿島のゴール裏のサポーターが祈っている姿が映し出された。その数秒後にその祈りが報われることになるのだが、サポーターにとってこれほどの幸せはないだろう。
勝ち点3をガンバが積み重ねたところで順位表の中で特に意味は持たないのだが、サポーターの気持ちには大きな意味をもたらす。
ただ、負けて悔しいという気持ちが薄れているのも事実である。来季に向けて監督選びと選手補強に勤しんでもらいたい。
モチベーションの維持が厳しいといっても、ファンウィジョのゴールは素直に嬉しかった。彼らしい思い切りの良いシュート。意外性のあるゴールは気持ちが良い。
勝てないことに対する免疫がついてしまっている。すでに来年が待ち遠しい。
残り7節。サポーターを喜ばせる試合を見せてくれ。それがプロだ。